社民、シュワブ陸上部隊の同時移設も提示へ

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題で、社民党普天間だけでなくキャンプ・シュワブ(同県名護市)の米海兵隊陸上部隊も同時に県外へ移設する案を検討していることが2日、わかった。週内にも開かれる政府・与党の沖縄基地問題検討委員会に阿部知子政審会長らが提示する。

 社民党は、普天間移設は米領グアム、サイパンへの全面移転を最優先と位置づけている。阿部氏らは、移転までの暫定措置(5〜15年)として、シュワブの部隊を陸上自衛隊相浦駐屯地長崎県)に、普天間相浦駐屯地近郊の海上自衛隊大村航空基地長崎県)や佐賀空港佐賀県)、航空自衛隊築城基地(福岡県)、海自鹿屋航空基地(鹿児島県)へ移設する案を検討している。

 移設案は、グアム、サイパンへの全面移転▽全面移転までの暫定措置(県外移設)▽全面的な県外移設−などと分類して検討。阿部氏らは普天間の閉鎖を最優先課題とし、普天間の機能を県外に移転させるにはシュワブの陸上部隊の同時移転が不可欠と判断した。

 県外移設案は、普天間とシュワブの部隊を九州に分散する案と、一体で陸自東富士演習場静岡県)や苫小牧東部(北海道)、米軍岩国基地山口県)、同横田基地(東京都)に移設する案を提示する。シュワブの部隊が残る場合は、普天間馬毛島(鹿児島県)に移設する案も盛り込む。

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